安心と快適さを新しいステージへ。
大地震や台風から暮らしを守り、
省エネでありながら
ワンランク上の快適さをもたらす高性能な住まい。
- 住宅先進国とされる欧米などでは、民間の関係団体が中心となり自らの技術開発の目標を打ち出し、国の制度・基準とは一線を画して「望ましい姿」を民間主導で提案する取組みが 盛んに行われています。 それらの先導的な活動が足元の技術力を引き上げ、新たな技術革新を生み出しています。日本でもこれらと同じ取組みをという想いから2009年、有識者・民間から構成される「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会(HEAT20)」がスタートしました。
快適性を極めたハイエンド仕様
HEAT20※1グレード2をクリアする超断熱性能。 業界最高レベルのファーストクラスの快適性能を実現。
ウンノハウス標準仕様
HEAT20※1グレード1を超える超断熱性能。 省エネでありながらワンランク上の快適性能を実現。
国内最高水準の
断熱性能
「1地域・断熱性能等級4・5」適合住宅
国の省エネルギー基準では、全国を市町村単位で地域区分を行い、地域ごとに基準を満たす住宅性能を定めています。東北南三県は、3~4地域(H28年省エネ基準)に区分されますが、ウンノハウスのEPOCH-NXシリーズは、これらを高い水準で上回る北海道の一部などに区分される「1地域」の極寒地域でも、断熱性能は「等級4・5」の高い断熱性能を有しています。
熱抵抗値(R値)とは、材料の熱の伝わりにくさを表す値です。
値が大きい程、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いということになります。

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EPOCH-NXシリーズでは、世界トップクラスの断熱性能を誇る「トリプルガラス・高性能樹脂サッシ」を採用。アルミフレームに比べ、熱を1/1000しか伝えないという樹脂フレームの特性はもとより、フレームを拡大し多層構造化へと進化させ中空層を増やして熱を一層伝えにくくしたワンランク上の高断熱化を実現。さらに外気や冷暖房熱を反射させる遮熱と断熱効果を高めるLow-Eガラス(特殊金属皮膜)を内外ダブルに配し、ガラスとガラスの中空層には空気よりも熱を伝えにくい「アルゴンガス」を充填したハイレベル仕様です。窓辺のひんやり感や結露を極限まで低減し、快適空間を実現するハイスペックアイテムです。
仕 様
- エヌエックス・プラス
/エヌエックス - 共通仕様
※「熱貫流率」とは、部材の熱の通りやすさのことです。値が小さい程、熱を通しにくく、断熱性能が高いということになります。
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トリプルガラス
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内外ダブルLow-Eコーティング
(特殊金属皮膜) -
樹脂サッシ
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中空層15mm幅 アルゴンガス充填
フレーム自体の断熱性能も追求。
EPOCH-NXシリーズの「トリプルガラス・超断熱樹脂サッシ」は、フレーム自体の断熱性能も追求。多層ホロー構造によってフレーム内の中空層を増やし、熱を伝えにくくしています。寒い冬の日でも窓辺のひんやり感を低減する高性能窓枠です。
- アルゴンガスについて
- アルゴンガスは、乾燥空気よりも熱伝導率が低く、無色・無臭で人体には無害の気体です。
この断熱性の高いアルゴンガスをガラスの中空層に封入することで、ガラス窓の断熱性能を極限まで高めています。
窓の違いによる断熱性能の比較(熱貫流率)※値が小さい程、断熱性能が高い。
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天井の断熱材には、夏場は室内の冷房熱の流出を抑え、また高温になりがちな小屋裏の暖気を蓄えず夜に放出しないことと、冬場は室内の暖房熱を逃がさないことが要求されます。 EPOCH-NXシリーズは、高密度で構成されているセルローズファイバーを240㎜厚ですき間なく吹き込み、室内環境の冷暖房熱を天井から小屋裏へ逃がさない高性能な断熱材で快適さを維持します。セルローズファイバーとは、リサイクル紙(厳選された新聞古紙)を原料とした天然の木質繊維です。無機質の繊維と違い、柔らかく皮膚への刺激もないことが特徴です。この天然繊維が緻密に絡み合い空気層をつくり、もともと1本1本の繊維の中にも細かい空気胞が存在しますから高い断熱性能を発揮します。
■繊維系断熱材の熱伝導率比較 ※値が小さい程、断熱性能が高い。
■繊維の拡大画像
- グラスウール、
ロックウールなど
無機繊維(顕微鏡画像) - 硬い針状で、繊維自体に空気胞がない。
- セルローズファイバー(顕微鏡画像)
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1本1本の繊維の中にも小さな空気胞があり、これが高い「断熱性」を生み出します。
仕 様
- エヌエックス・プラス
- ハイエンド仕様
※「熱抵抗値」とは、材料の熱の伝わりにくさを表す値です。 値が大きい程、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いということになります。
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屋根に
遮熱性能をプラス。『遮熱』という新しい住宅性能。
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住宅の屋根部分の外部からの熱の移動は60〜70%が輻射熱によるものです。残りの30〜40%が伝導及び対流となります。一般の住宅では、日中の強い日差しで温まってしまった小屋裏や木材が熱を溜め込んで、夜になって室内に熱を放出し寝苦しさを感じる場合があります。エヌエックス・プラスの屋根構造は遮熱シートの効果で、放射熱の97%を反射し、小屋裏に入る熱を抑制し快適な室内環境を維持します。
暑い日差しの熱を大幅カット
「断熱材」と「遮熱材」のはたらきの違い
- エヌエックス
- 標準仕様
※「高性能遮熱シート」は付属しません。
※「熱抵抗値」とは、材料の熱の伝わりにくさを表す値です。 値が大きい程、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いということになります。
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EPOCH-NXシリーズの床構造は、厚い28㎜もの構造用合板と高性能断熱材を敷き詰めた断熱床構造です。断熱材には壁と同様、「押出法ポリスチレンフォーム保温板3種bC(XPS3bC)」を使用しています。断熱性能はもとより、防水性に優れ、独立気泡の内部構造により、透湿性がなく劣化にも強い性質をもっています。土台や大引との気密施工とあわせて、この優れた特性が床の断熱性能を末永く維持し、床下の冷気を断熱し快適さを持続させるのです。
仕 様
- エヌエックス・プラス
/エヌエックス - 共通仕様
※「熱抵抗値」とは、材料の熱の伝わりにくさを表す値です。 値が大きい程、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いということになります。
水蒸気透過による含水率(水分蓄積)と断熱性能(熱伝導率)比較
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断熱材として使用される時、水蒸気圧差が断熱材の表裏面で発生し、フォーム中へその水蒸気が蓄積または透過されることがあります。その現象を想定して、強制的な水蒸気圧差を設けて試験してみると、硬質ウレタンフォームや、ビーズ法ポリスチレンフォームが多くの水分を含んでしまったのに対し押出法ポリスチレンフォームは数%にとどまり、また断熱性能は、他の断熱材に比べて約5倍近くもの差で維持されていることが確認されました。
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吸水性比較(インクテスト)
インクに浸漬し、5分、30分経過しても押出法ポリスチレンフォーム保温板は表面を伝わるだけで素材には、浸透しません。
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XPS3(EPOCH-NXシリーズ)
気泡と気泡のあいだにも細かい気泡が存在し、それぞれのメインの気泡部屋を完全に独立させているので、透湿抵抗力に優れ結果として高い断熱性能を末永く維持してくれる。
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他のプラスチック系断熱材
気泡のつなぎ目が熱や湿気の通り道となり、透湿に対する抵抗力が弱く、気泡内のガスが抜けやすく年数とともに断熱性能が低下しやすい。
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EPOCH-NXシリーズの断熱構造は、ハイレベルな性能をもつ発泡プラスチック系断熱材「押出法ポリスチレンフォーム保温板3種bC(XPS3bC)」による板状の断熱材で75㎜もの厚い壁パネルで構成しています。この高性能断熱材「XPS3bC」は、気泡と気泡のあいだにも更に細かい気泡が存在し、一つ一つのメインの気泡の部屋がつながっていない完全独立気泡構造でできています。「XPS3bC」は数ある断熱材のなかでも最高ランクの性能を有し硬さと耐久性にも強い特長をもった住宅の断熱材として最も信頼できるものです。また透湿抵抗値、つまり湿気にも強いという特徴をもつことはこうした性能を裏付ける大きなメリットの一つです。また発泡プラスチック系断熱材は化学製品というイメージが強いのですが、数々の環境賞を受けたグリーン品で、さらには燃焼性においてもJIS規格の合格を得た燃えにくいという素材であり、ホルムアルデヒド発散建築材料を定める国土交通省告示にも該当せず、健康面でも安心な素材です。高い断熱性能と、安全性、長期間での信頼性、健康面など、全てに高性能さを発揮する「XPS3bC」はワンランク上の快適さをもたらしてくれるのです。
仕 様
- エヌエックス・プラス
- ハイエンド仕様
※「熱抵抗値」とは、材料の熱の伝わりにくさを表す値です。 値が大きい程、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いということになります。
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ダブル断熱と
遮熱性能をプラス。内外ダブル断熱と内外ダブル遮熱の、
トリプルハイブリッド壁パネル。 -
エヌエックス・プラスの壁構造は、耐震・断熱・気密そして住宅史上新しい性能といえる「遮熱」をプラスした「ハイブリッド壁パネル」で構成しています。室内側と外側のダブル断熱を採用し、高性能な断熱材(熱伝導率λ=0.024W/m・k以下)を合計135㎜厚で構成。充填断熱工法と外断熱工法のそれぞれのメリットを活かした全く新しい壁構造です。断熱材の性能は、「熱伝導率」や「熱抵抗値」という表しかたをします。これらは、「熱の伝わりにくさ」を表しているもので、熱を遮断するものではありません。吸収してしまった熱は、そのまま放出してしまうからです。一方「遮熱材」に用いられる「アルミ箔」は、この熱そのものを大きく反射する特性を持っています。ハイクラスな性能をもつ断熱材とその厚さ、断熱材に伝わる熱量を大幅にカットするアルミ箔遮熱材を併用していることで、受け止める熱自体を大きく軽減でき、一クラス上の断熱性能を有しています。
■押出法ポリスチレンフォーム保温板3種bCと各種断熱材との性能比較
※「押出法ポリスチレンフォーム保温板3種bC」厚さ100mmと同等の断熱性能に換算した場合の各種断熱材の必要厚さ(mm)
「遮熱」という新しい住宅性能
- エヌエックス
- 標準仕様
※「ダブル遮熱」は付属しません。
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遮熱タイプ透湿防水性シート(タイペック®シルバー)
全棟標準となる遮熱タイプ透湿防水シートは、赤外線反射率85%という高い遮熱性能を誇ります。高密度ポリエチレン不織布にアルミニウムを蒸着させ、さらに繊維の一本いっぽんにアルミニウムの劣化を防ぐ抗酸化樹脂コーティングを施した遮熱シートです。薄い防水フィルムに透湿アルミニウムを挟んだだけの遮熱シート製品とは異なり、長期間使用しても遮熱性、防水性の劣化が少ない、強靭な素材です。
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24時間365日
計画換気システム -
冬場でも、窓を開けずにお部屋の空気をリフレッシュ。長い年月の使用においても、メンテナンスが容易で結露の不安を取り除いたダクトレスの換気システムで、室内の汚れた空気や結露のもとになる湿気をも追放。赤ちゃんやアレルギー体質の方にもやさしく安心の“健康空間”を実現します。
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窓を開けずにエアーフレッシュ。
『計画換気システム』住宅の高気密化が進み「シックハウス症候群」などが問題となった背景を受けて、法律では換気計画が義務付けられています。単なる気密住宅は空気の逃げ場がなくなり、チリや化学物質などで室内空気環境を悪化させるばかりでなく、温められて水分を多く含んだ空気によって結露を引き起こしてしまいます。エポックシリーズでは、計画換気システムにより、法的に定められた換気回数※のもと計画的に各居室に設けた給気口と排気口により、24時間、新鮮な空気を入れ換えます。また気密と通風の両立で壁体内部への湿気の侵入をも抑制。これらによりダニやカビの原因とされる湿度の高まりと結露をも抑え、室内の快適性と住まいの耐久性も向上します。
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仕 様
- エヌエックス・プラス
/エヌエックス - 共通仕様
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メンテナンスも結露も
安心のダクトレスタイプ高性能省エネ型住宅では、熱の流出を最小限に留める工夫が随所になされています。換気も同様にエネルギーロスの少ないことが求められ、冷暖房による快適な室内空気(熱)を極力逃さず、新鮮な外の空気と入れ替えることを理想とします。エポックシリーズでは、高効率の「全熱交換型換気システム」を標準設定、外の空気熱と室内の空気熱を回収し、温度と湿度を同時に室内の状態に近付けて空気を入れ替えることができます。内臓された蓄熱素子(セラミックス)に、排気時に熱を蓄え、給気時には新鮮な空気がその熱を回収して室内に入るというシステムです。これは一つの換気システム自体が「給気の作動」と「排気の作動」の両方を一程時間ごとに切り替えるチェンジャー方式で成り立っています。測定データでは、外気温がマイナス24℃の極寒気候のなかでも、給気の室内温度は14℃~17℃と優れた性能を発揮しています。またダクトレス方式により本体ユニットなどの場所もとらず、メンテナンスも容易で、カビや結露の心配もありません。また「全熱交換型」は熱ばかりではなく水蒸気も約70%を回収し、室内の湿度コントロールを行い、快適な湿度環境を維持してくれます。更に換気ファンは直流モーターにより消費電力が交流に比べはるかに少なく経済的です。高性能省エネ型住宅にふさわしい、これまでに無かった画期的な性能を誇る全熱交換型換気システムです。
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