ウンノハウスの家づくり

強さ

全棟「耐震等級3」ウンノハウスは、耐震等級2以下の家は作りません。

  • 建築基準法(法律)と同程度の建物※1
  • 等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる
  • 等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる

耐震等級3の家か、それ以外かで地震被害は大きく異なる。

熊本地震は28時間のうちに震度7が2回、震度6強が1回、これまでに国も私たち住宅業界も経験したことのないそれは大規模な地震動でした。

国が定める「長期優良住宅」では、「耐震等級2」というレベルを耐震基準の条件としていますが、その条件を満たしていても地震に耐えられなかった家がありました。耐震等級2以下では一定の損傷・損壊が想定され、無被害・軽破程度の被害に抑えるには耐震等級3であることが実証されたのです。

ウンノハウスは耐震等級3であることを徹底し続けてきました。東日本大震災では「津波に耐えたぬいた家」として残り、熊本地震では「震度7でも住み続けられる家」であることの技術的裏付けを検証確認しています。また、自社のプレカット工場を設け、誠実に1棟1棟基準以上の強い家を作り上げています。『家を作る上で、一番大切な事。それはお客様の命を守る事。』このポリシーを胸に、安全な毎日の上にお客様のしあわせがあることを願いながら、ウンノハウスはこれからも災害から住む人を守る家づくりを目指してまいります。

※当社モデルプラン及び実際に建設した建売住宅の認定結果を示すものであり、お客様プランの等級を確定しているものではありません。
社内設計基準は耐震等級3を満たす構造設計を全棟実施しています。
等級は「設計住宅性能評価書」や「長期優良住宅」などの認定を取得し品確法が定める制度基準を満たすことで公に認められます。
各種認定等は個別申請につき有料となります。

軸組壁工法 「軸組壁工法」はウンノハウスの登録商標です。

地震国日本で、四季移ろいある東北で、強さと最適さと極めた現在の住まい。

永年の研究と独自開発による改良を重ね地域の中で培われ地域の気候風土を睨んだ様々なノウハウから、住まいの構造それぞれが持つ性能を十分に発揮させるため、互いにバランスの優れた工夫を生み出しています。これらが軸組壁工法の最大の特長でもあり、ウンノハウステクノロジーなのです。

  • 軸組×面構造
  • エンジニアリングウッド
  • オール四寸角の柱
  • メタルジョイント
  • べた基礎

軸組×面構造 「柱」と「壁」両方で、家を支るから強い。

柱で支える

均整のとれた軸組の強さ

自由度はあるが作り方で差が出やすい。筋交いを入れて強度を増すように作られることが多い。横から力が加わると部分的に大きな荷重が加わってしまう。本材の接合部は金物で片側を固定しているので力を掛ける方向によっては弱い部分も生じてしまう。

壁で支える

外圧の集中を防ぎ、力を分散する。

横からの力がかかっても壁全体に分散されるので、従来工法よりも大きな力に耐えられる。しかし、窓が大きく取れない等強度を守るためには、間取りに不自由が生じる。

柱と壁で支える

約2倍の強さ持つバランスの優れた工法

本材の結合部も強力な金物を使用し、それだけでも在来工法の2倍ほどの強さを持つ。その上、筋交いではなく、耐力壁という強い壁も貼り付けることによって、横からの力がかかっても壁全体に分散され、大きな力に耐えられる。また、間取りの自由度も高いため自由設計には適している。


構造用集成材 「優れた」木材を使っているから強い。

完全乾燥させた数枚の板を強力な接着剤で張り合わせたもの。 無垢材に比べ、反り・割れ・ねじれがなく、 鉄やコンクリートよりも耐久性に優れています。 永年にわたり安定した強度を維持します。

エンジニアリングウッドは

無垢材の「1.5倍」の強度

集成材の強さの秘密は徹底した強度の計算にあります。一枚一枚を十分に乾燥させ、更に強度分けを行い、木材としての強さを明確にしています。ですから長いスパンの梁材などでも十分な強度のものをつくることができます。木造による大空間の公共施設や世界最大級の国内木造ドームも、この集成材と金物接合によって建設されているのです。

エンジニアリングウッドは

「完全乾燥材」だから安心

住宅に含水率の高い木材を使用した場合、年々乾燥した結果様々な不具合が予想されます。木材の含水率が30%から15%に減少すると、3.5%もの寸法の縮小が起こります。12㎝の角材を2本ボルトで締めた場合は、8㎜ものボルトの緩みが生じることになります。耐震性確保の面で特に重要な接合部がゆるめば、住宅の耐震性は大きく低下することになります。集成材は含水率が8~15%以下と十分に乾燥した状態なので、そんな心配はいりません。木材の外側も内側も同じ含水率まで乾燥しているので割れやねじれ、曲がりが起きません。床鳴りやたてつけが悪くなるといった不具合も起こりにくくなります。

全て4寸角柱 全ての柱が「太い」から強い。

安心の太さで、耐用年数も向上。

4寸角(12cm角)を
全ての柱に採用しています。

一般的には、3.5寸角(10.5cm)の柱が使われることがほとんどです。 もちろん構造上、3.5寸角を使用した住宅でも問題はありません。 ですが、4寸角の場合、3.5寸角と比べると、断面積は1.3倍以上になり、 従来と比べて、約1.5倍の柱・梁量で、強度が大幅にアップします。 これにより、耐震・耐久性の高い家を提供することができるのです。

メタルジョイント 木材を太いまま接合するから強い。

  • ドリフトピン

  • 梁受金物

  • ホールダウン金物

  • ホゾパイプ

メタルジョイントは

太い部材は太いまま
堅固に接合

構造材の接合部には、頑丈な金物を使用し、木材の唯一の弱点とされるせん断力に対して、大きな対抗力を発揮しています。一般木造と比べ、木材の断面欠損も大幅に少なく、太い構造材はそのまま接合できるメリットが生まれ、仕口の引き抜き強度は約7倍を誇ります。
金物接合の採用により、施工精度の均一化が図られ、強度にバラツキがなく、引きやズレに耐え抜く接合強度とともに接合部のシステムに様々な工夫がなされた金物接合は、家全体の一体性を高め、ふいの激震にも家族と大切な財産を守る強い住まいを実現します。

写真の金物や資材等の形状・カラーは、変更ならびに改良される場合があります。

べた基礎 基礎・土台・柱が、がっちり一体化しているから強い。

大地をがっちりとつかみ
支える住まいの土台

建物全体を支える土台には、地震などの急激な力に対抗する強い基礎と、木材の腐れやシロアリの原因となる湿気対策などが必要とされます。縦横に張りめぐらした配筋と幅広い基礎の立上り部とで、頑丈で強い基礎を実現しています。更に基礎の床盤(スラブ)と土壌との間には防湿シートを全面に敷き込み、地中からの湿気をシャットアウト。また基礎と土台の間に基礎パッキンを敷き、床下の換気を万遍なくかつ効果的に高め、換気能力を従来の2倍まで高めています。これは土台や床下の部材を湿気から守り、耐久性を向上させるだけでなく、従来のような基礎外周部における換気口の開口欠損が無いため、基礎本体の強度をもアップさせることが出来るのです。さらに、基礎と土台と柱を一体化して接合するホールダウン金物を主要な柱部に取り付け、引き抜きなどの大きな力にも対抗し、住まいと基礎をがっちり繋ぎとめることで、地震にも更に安心な工法を採用しています。

地面に力が分散。
部分的な沈下の心配なし!

布基礎よりもベタ基礎は広面積で圧力を均一的に受けることが できるので耐久性が高く、部分的な沈下などの心配がありません。 湿気にも強いので木の腐れやシロアリからも 守ってくれる家の土台なのです。

あたりまえの安心を

  • 結露を防止しシロアリから
    家を守る通気層構法

    壁の中に空気の通り道を設ける「通気層構法」で、住まいの大敵・結露問題を爽やかに解決。また、土台にも防湿・防腐・防蟻を徹底、腐朽菌やシロアリから住まいを末永く守り続けます。

  • お年寄りに優しい
    バリアフリー設計

    オールフラットの床、ゆるやかな勾配の階段など、加齢とともに衰える身体機能をやさしくカバー。またひとまわりワイドなメーターモジュールを採用し、手すりを後づけしても狭さを感じさせないゆとりがあります。

  • 高耐久で高性能な
    配管システム。

    排水管の基礎貫通部分には排水管よりも太いサヤ管をコンクリートに埋め込み、サヤ管の中に排水管を通します。将来、排水管が老朽化したときやリフォームなどの際に基礎を壊すことなく簡単に排水管の交換が可能です。メンテナンスに優れているだけでなく建物の耐震性・耐久性を維持することにも配慮された工法です。

多発する脅威、異常気象に立ち向かう

近年、日本各地で発生している異常気象。「昔は日本でこんなことなかったよね」と云われるぐらい、観測史上最大というような規模で、暴風・豪雨または台風が甚大な被害をもたらしています(2018年は猛烈な強さ(最大風速54m/s以上)の台風が7つと、1977年以降の観測史上最多)。地球規模による気候変動や日本近海の海水温の上昇など様々な要因があるとされています。これまでの暑さ寒さ・風雨対策での困らないレベル、更にはより快適にということに加え、気象庁の防災気象情報のレベル化にみられるように、これからは平穏な暮らしを脅かしかねない“異常気象という新たな脅威”への対策が必要な時代になってきたといえそうです。


ウンノハウス商品開発部では、これまでの“あおり止め金物(ハリケーンタイ)”の強度をはるかにしのぐ当社オリジナルの「ストーム・クランプ」をメーカーと共同開発。日本家屋への新たなリスクに立ち向かう屋根構造として「災強ルーフ」という名で耐暴風対策の標準化を図りました。屋根の上を強風が吹き抜けると、風下に屋根を持ち上げようとする力(浮力)が発生します。この時、強風にあおられても屋根が吹き飛ばされないようにするための金物が当社オリジナルの「ストーム・クランプ」です。その力は1本で670㎏の風圧力(持ち上げ)に耐え、それは従来の4倍もの強靭な強さ。10tトラックを持ち上げるような暴風(想定最大風速160m/s)にも耐える性能を誇っています。これからの不安を安心に変えるウンノハウスの基本性能です。

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